X-MEN: フューチャー&パスト (2014)




「X-MEN: フューチャー&パスト」(2014)
原題『X-Men: Days of Future Past


監督:ブライアン・シンガー
脚本:サイモン・キンバーグ
出演:ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスペンダー、ジェニファー・ローレンス、ハル・ベリー、アンナ・パキン、エレン・ペイジ、ピーター・ディンクレイジ、ニコラス・ホルト、イアン・マッケラン、パトリック・スチュアート 他

近未来、センチネルと呼ばれる対ミュータント兵器によってミュータントと彼らに協力する人間たちは狩られる世界と化している中、他人の精神だけを過去に送れる能力を持つキティ・プライド(エレン・ペイジ)とその仲間達は彼女の能力によってセンチネルの攻撃から逃れていた。そんな彼女達の前に能力によって彼女達を見つけたチャールズ・エグゼピア/プロフェッサーX(パトリック・スチュアート)とエリック・レーンシャー/マグニートー(イアン・マッケラン)、ローガン/ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)、オロロ・マンロー/ストーム(ハル・ベリー)らが訪れ、このセンチネルとの戦争状態にある世界を変えるべく世界の分岐点である1973年にウルヴァリンの意識だけを送り込む。そしてウルヴァリンは73年でその頃のプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)とマグニートー(マイケル・ファスペンダー)に協力を仰ぐが…。

『X-MEN:ファイナルディシジョン』と『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』両方の続編に当たる本作。未来と過去を舞台にしたシリーズ集大成、そして新たな『X-MEN』の始まりとも言うべき作品に仕上がっている。
本筋である三部作を知らずとも楽しめた『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』や『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などとは異なり、本作を見るに当たっては今までのほぼ全ての作品を網羅しておく必要が少なからず存在する。もちろん知らなくても楽しむことはできるだろうが網羅している人としていない人とではとても感じ方が変わってくるだろう。したがって私は本作の鑑賞前には『X-MEN』シリーズを網羅しておくことを強くお勧めする。そして言わずもがな私はシリーズ全てを網羅しての鑑賞となったが、その視点からの感想を端的に言わせてもらえば、本作はとても面白い作品だった。
何を話してもネタバレになりそうで怖いから控えめに言うが、私はこの結末にとても肯定的だ。過去を変えて未来を変えるというありふれた内容だが同時に難しい題材でもある内容を上手くまとめている。そして今後のシリーズに期待感を持たせることにも成功しているため、シリーズファンなら必見の作品に仕上がっている。