スリーピー・ホロウ (2000)



 
「スリーピー・ホロウ」(2000)
原題『Sleepy Hollow


監督:ティム・バートン
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
出演:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ、マイケル・ガンボン、ミランダ・リチャードソン、キャスパー・ヴァン・ディーン、リサ・マリー、クリストファー・ウォーケン 他


19世紀を目前に控えた18世紀の終わり、アメリカのニューヨークで捜査官をするイカボット・クレーン(ジョニー・デップ)は郊外の村スリーピー・ホロウで起きている連続殺人事件の調査を命じられる。その連続殺人事件はいずれも首が切断されており、スリーピー・ホロウの住人は首なし騎士の仕業だと信じ込んでいる。そんな中イカボットはそんな幽霊の存在など信じずに捜査を進め、次第にこの事件にもある陰謀が絡んでいることに気付き始める…。


実際に存在するスリーピー・ホロウの伝説にティム・バートンなりの脚色が加えられ、首なし騎士の伝説と陰謀をファンタジー混じりのミステリーにしたてあげた本作。なかなかにエグい描写(主に首切り)が多くあり少々食欲が失せる気もするが、ミステリーとして面白く、犯人像が二転三転する様はとてもよく出来ていた。またティム・バートン独特のダークファンタジーも忘れず実際に首なし騎士が存在するという世界観は本作をただのミステリーに終わらせない最大のスパイスとなっている。

ただ何と言っても全編に渡って画面が暗いのとエグい描写の連続は好みが別れるところだろう。ジョニー・デップによるコメディ風の演技で若干は緩和されているものの、慣れない人には鑑賞をオススメしにくい。