モンスターズ/地球外生命体 (2011)



 
「モンスターズ/地球外生命体」(2011)
原題『Monsters


監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:ギャレス・エドワーズ
出演:スクート・マクネイリー、ホイットニー・エイブル 他

太陽系内で発見された地球外生命体のサンプルを採取したNASAの探査機がメキシコ上空で大破。その直後から謎の生命体が目撃され、メキシコの一部は危険地域とし隔離された。
6年後、カメラマンのアンドリュー・コールダー(スクート・マクネイリー)は社長令嬢であるサマンサ・ワインデン(ホイットニー・エイブル)をアメリカとの国境まで送り届けろと上司に指示され、隔離地域を通ることに…。

「ゴジラ」で一躍有名監督となったギャレス・エドワーズ監督の前作。この作品を見たレジェンダリー・ピクチャーズが「彼にもっと予算があれば凄い映画を撮るんじゃないか」と考え「ゴジラ」のオファーをしたというエピソード付きの低予算映画。
もともとギャレスはこの映画をPOV形式での撮影にしようと考えていた名残がところどころに見受けられ(主人公がカメラマンなど)、ストーリーも『モンスターが徘徊する隔離地域を抜ける2人』という風にモンスターはあくまで舞台装置としヒューマンドラマに力を注いでいる。

「ゴジラ」を鑑賞した後にこの映画を鑑賞するとなかなかに面白い。「ゴジラ」にあった要素の数々はこの作品を正当進化させたものなのだと感じることができる。特にムートーはこの作品の影響を色濃く受けている。「ゴジラ」を大成功に収めたギャレスの手腕はこの時から既に確かなものだった。
「ゴジラ」のパンフレットで度々触れられるこの映画について気になっていたら、鑑賞して損はないだろう。