ベスト・キッド (2010)

 


「ベスト・キッド」(2010)
原題『The Karate Kid
 

監督:ハラルド・ズワルト
脚本:クリストファー・マーフィー
出演:ジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン 他


デトロイトで育ったドレ・パーカー(ジェイデン・スミス)が、母親の転勤を機に中国に引っ越してきた。
だがドレは中国に馴染めず、学校ではカンフーを習っている少年にイジメを受けてしまう。
そんな時にミスター・ハン(ジャッキー・チェン)と出会い、成り行きでハンにカンフーを習うことになる。

本作ではドレがハンの元で修行をし、大会に出ていじめっ子と対決する様をアクションとコメディたっぷりに描く。


先に説明しておくと原題が「The Karate Kid」なのには理由があり、もともと本作は1984年の映画「The Karate Kid」のリメイクなのである。
1984年版「ベスト・キッド」では主人公が教わるのは空手だった。
それが本作ではカンフーに変わったため、タイトルはそのまま、中身はカンフーというあべこべな状態となった。

そのため製作陣の間では本作は「The Kung Fu Kid」と呼ばれていたとか。


子役としてのジェイデン・スミスは素晴らしく、すっかり年を重ねたジャッキー・チェンも師匠の貫禄たっぷりにまだまだ現役のアクションを見せてくれる。

アクションシーンにはジャッキー映画ではお馴染みのパルクールもあり、見どころ満載。
ジェイデン・スミスも父親ウィル・スミスのユーモアを受け継いだのか、面白い演技をしてくれる。


魅力たっぷりの本作だが、欠点を上げるとすればエンドロールだろうか。
個人的にエンドロールに撮影風景などのメイキングを流す手法はあまり好きではない。
ジャッキー映画のようにNGシーンなどは面白くて好きなのだが、メイキングの写真を淡々と見せられると「ああ、こんな感じで撮ってたんだ」と思わされるだけで少し興が冷めてしまう。

映画の内容自体はとても良かったので、エンドロールでは余韻を楽しませてもらいたかったものだ。