コードギアス 亡国のアキト 第1章 翼竜は舞い降りた (2012)

 


コードギアス 亡国のアキト 第1章 翼竜は舞い降りた」(2012)


監督:赤根和樹
脚本:赤根和樹、浅川美也
出演:入野自由、坂本真綾 他


「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズのスピンオフ映画。
時系列は反逆のルルーシュ第一期と第二期の間に位置していて、本作では反逆のルルーシュで描かれなかったヨーロッパの国家「E.U.」について描かれる。


その「E.U.」の中でも本作では「wZERO」と呼ばれるイレブン(作中での日本人)のみで構成された特殊部隊の少年少女達にスポットを当てている。

主人公は映画の冒頭で描かれる「ナルヴァ作戦」の唯一の生き残りである日向アキト(入野自由)。
そして「wZERO」の指揮官であるレイラ・マルカル(坂本真綾)がヒロインとなる。


この「コードギアス 亡国のアキト」シリーズは全4作の映画から成っていて、本作はその第一章ということもありこれから物語が始まるぞといった感じのプロローグといった物語。


ちなみに2014年5月現時点では第二章「引き裂かれし翼竜」まで公開されている。


本作の最大の特徴はテレビアニメ「反逆のルルーシュ」シリーズでは手描きのアニメーションだったナイトメアフレーム(作中でのロボット)が、「亡国のアキト」シリーズではCG描画になっていることだろう。


そしてこの映画の主題歌である坂本真綾の歌う「モアザンワーズ」は素晴らしい。この曲を聴くたびに独特の世界観が脳裏をよぎる。
映画ではエンディングに使用されているのでエンドロールでは聴きいる事間違いない。

中でも「wZERO」部隊専用機であり主人公達の搭乗する「アレクサンダ」と呼ばれるナイトメアの動きはまさに圧巻だ。

通常の二足歩行形態と「インセクト・モード」と呼ばれる四足歩行形態を自由に変形しながら戦闘をする。
「インセクト・モード」と呼ぶに相応しい、虫のような滑らかさを持った独特の動きをCGで完璧に表現している。

そのアクションシーンはまさに素晴らしいの一言。
日本のロボットアニメはここまできたか!と思わされた。



本作は冒頭に簡単な世界観の説明があり「コードギアス」シリーズを知らなくても観れないことはない作りになってはいるが、細かな部分はやはり「反逆のルルーシュ」シリーズを見ていないとちんぷんかんぷんだろう。
政治の話や世界情勢の話も多いため、「コードギアス」シリーズのファンに向けた映画という領域を超えてはいない。


そもそも「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズを視聴せずしてこの作品を観ようと思う人がいるのかは疑問だが、もしそういう場合は「コードギアス 反逆のルルーシュ」を鑑賞してから本作に挑むことをオススメする。