キャリー (2013)

 
 
 
「キャリー」(2013)
原題『Carrie
 
 
監督:キンバリー・ピアース
脚本:ロバート・アギーレ=サカサ、ローレンス・D・コーレン
出演:クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ジュディ・グリア、ガブリエラ・ワイルド、ポーシャ・ダブルデイ 他
 
 

1976年の同名映画のリブート作である本作。そもそもはスティーブン・キングの小説が原作。

そんな本作なんと言っても主演がクロエ・グレース・モレッツ

キャリーをクロエが演じた事に意味がある。クロエの可愛さと悲劇の物語。

正直言うと胸糞悪い映画なのですが、だからこそたくさんの魅力に溢れている。 




信心深いといえば聞こえはいいが、少し度が行き過ぎてしまっている母親の元に産まれたキャリー。
母親はキャリーを悪魔の子だと信じて疑わず、産まれた瞬間に殺そうとまでするのだが、どうしても自分の娘を殺す事はできず、宗教色の強い母子家庭で育っていくキャリー。

そんな家庭環境もあってかキャリーは内気な性格に育つ。学校では孤立し、友達もいないし異性と付き合った事もない。イジメの対象となってしまう。

この女クリス(ポーシャ・ダブルデイ)が非常に嫌なやつである。

イジメの主犯格なのだが、キャリーが可愛くて健気で非常に守ってあげたくなるような女の子のため、見てるこちらとしては余計にイジメをする連中が憎たらしくてしょうがなくなる。
 
 
そんなある日、プールの授業の後シャワーを浴びているとキャリーは初潮を経験する。
母親から性に関する教育を全く受けていなかったキャリーは、自分の体から流れる血と、初めての痛みにパニック状態になってしまう。
 
するとその事に気付いたクラスメイト達がキャリーにタンポンを投げ始め、動画を撮影するものまで出てくる。
その場は先生により収まったものの、後にクリスによってその動画がネット上にアップロードしてしまう。この事を重く見た学校側はイジメをしたクリス達にプロムへの参加を認めない事を告げる。
これに怒ったクリスはキャリーを逆恨みし、復習を企み始める…
一方で一緒にイジメをしていたスー(ガブリエラ・ワイルド)はその罪を自覚し、罪滅ぼしをしようとする。
 
そしてキャリーにはある力が眠っていた。
[念力]
狂信的な母が悪魔の力だと信じて疑わなかった力が、このころを境に目覚めだす。
 
 
そんなキャリーを取り巻く様々な思いが絡まりあい、事態はどんどんと悪い方向へ進んでいく。
 
 
本作は一応ホラー映画という括りなのだが、ホラー要素はほとんどないと言ってもいい。
びっくり系の恐怖もなければ、静かな恐怖もない。グロテスクなシーンもない。
ホラーが苦手な人でも楽しんで見ることができるだろう。
 
 
なによりクロエが本当に可愛いのでクロエファンならば見なければ損である。
1976年のキャリーを見たことがないのならば、本作は新しい時代のキャリーとしてしっかりと作られた作品であるため、新鮮な気持ちで見ることもできる。
 
 
また、スティーブン・キングの映画を見るに当たっての入門用としてこのキャリーを見るのもいいだろう。
スティーブン・キング独特の「嫌な感じ」を味わう事ができる。
 
ちなみにスティーブン・キング原作の映画というと
スタンド・バイ・ミー
ショー・シャンクの空に
グリーンマイル
ミザリー
シャイニング
ミスト
などが代表作です。知ってる作品も多いのではないでしょうか。
 
そんな現代の文豪スティーブン・キングですが、実は本作キャリーが作家としてのデビュー作なのです。
そういった意味でも入門用にぴったりの映画ですね。

おまけ

映画キャリーの公式ドッキリ映像。

キャリーの持つ力[念力]で一般人を驚かしてやろうという企画です。

こんなのに遭遇したら私なら心躍りますね。